伊勢神宮からの鳥居 〜櫻井神社/糸島〜

ときどき犬の散歩がてら糸島の海を訪れます。
よく行く海岸の近くに、櫻井神社があります。

今年の春に、2013年の「式年遷宮」に伴って伊勢神宮から鳥居が移築されていると聞いたので伊勢神宮に行ったことがない私も少しはあやかることができるかな、と、軽い気持ちで見にいきました。

ほんの少し調べたところによりますと、「櫻井神社」は福岡藩二代目藩主黒田忠之公がつくった「櫻井神社」と、伊勢神宮の内宮・外宮の両宮の分霊を奉ってある「櫻井大神宮」とからなるそうです。

伊勢神宮から移築された鳥居は、櫻井神社の本殿から、櫻井大神宮に向かう途中の神楽殿の横にありました。
30image1

20年もの間、伊勢神宮にあった鳥居なのに、ピカピカしていたのは、移築の際に宮大工さんが「かんな」をかけたからだそうです。

30image2

鳥居を抜け、奥へ奥へと進んでいくと、その先には「櫻井大神宮」があります。

30image3

そこには、「天照大御神」と「豊受大御神」が奉られています。

櫻井神社の本殿や、よく目にする神社とは造りが違うからなのかもしれませんが、そこに漂よう空気感は、私が今まで行ったことのある神社などとは違い、どちらかというと屋久島の縄文杉の近くで感じた空気感に似ている気がしました。
確かに、櫻井大神宮は緑に囲まれているのですが、それだけではないような….

櫻井神社 (Google Map)
伊勢神宮 式年遷宮
屋久島 縄文杉


おまけ
image5-680