米陸軍、特殊部隊アーミー・レンジャーの過酷なコースに初めて女性2人が合格と発表。

戦う女は美しい。戦う男も美しい。でも、やっぱり、無益な戦いはしてほしくない。どうせ人生は戦いの連続なんだというのなら、美しい戦いだけになるといい。スポーツとか自分との戦いとか。

男女平等なんてコトバがちゃんちゃらおかしくなるニュース。

2015年8月17日、米陸軍は特殊部隊アーミー・レンジャーの過酷なコースに初めて女性2人が合格したと発表した。シェイ・ヘイバー中尉(25)とクリステン・グライスト大尉(26)の2人は小規模部隊戦闘作戦で兵士らを率いるために疲労や空腹感、ストレスを克服する手法を学ぶ62日間のリーダーシップコースを男性94人とともに修了した。

海外ドラマや映画では、GIジェーンでおなじみのデミ・ムーアや、アバターやS.W.A.Tなんかに常連さんで出ている、そういう役の女性で1番に思い浮かぶミシェル・ロドリゲスを見ているものだから、当然、特殊部隊にも女性がいるものだと勝手に思っていた。

調べてみると、デミ・ムーアが必死で訓練生として戦っていた最難関の海軍特殊部隊は、実在のSEALsをモデルにした架空の偵察部隊だったそうだ。

デミ・ムーア、若い旦那さんとのゴシップ以来最近見かけないけど、ゴーストの時は可愛かったなあ。でも、チャーリーズ・エンジェル フルスロットルのときのビッチ姉さん具合もよかった。

チャーリーズ・エンジェル フルスロットルといえば、今はなんとジェニファー・アニストンの旦那さんになったジャスティン・セローもよかったよね。ジャスティン・セロー演じるドリュー・バリモアの元カレ、シーマス登場のときにかかるNick cave & The Bad SeedsのRed Right Handの選曲もいい。マルホランド・ドライブのときもいい味だしてたし、アイアンマン2の脚本も書いてるんだよね。

ふたりの屈強な体力と精神力を持った女性に話を戻そう。
今の所アメリカ陸軍は特殊部隊であるレンジャー部隊への女性の配属を認めてはいないそうだ。ふたりの快挙を認めて特殊部隊は男性に限るという制限を見直すべきだとの意見も出ているとのこと。

最後に、女性であれ男性であれ、そういう場所で任務を全うしなくてはいけない人たちに、GIジェーンの中でウルゲイル曹長(ヴィゴ・モーテンセン アラゴルン by The Lord of the Rings)が、オニール大尉に送ったローレンスの詩を。本物の現場はきっとこんな風に過酷なんだろうな。

SELF-PITY

I never saw a wild thing
sorry for itself.
A small bird will drop frozen dead from a bough
without ever having felt sorry for itself.

野生なるものが 自らをあわれむのを
私は見たことがない。
小鳥は 凍え死んで枝から落ちようとも
自分を惨めだとは 決して思わないもの


Red Right Hand – Nick Cave & The Bad Seeds
予告編で使用されている曲:My Sharona – ザ・ナック(Retrospective – The Best of the Knack)


強い女の話ばっかりで寂しくなった男性諸君に、このくらいなら見てるのをみつかっても、彼女や奥さんに怒られないと思う動画をプレゼント☆