ウィンブルドン2回戦、ナダルが負けてしまった。錦織くんも怪我しちゃたし、なんだか悲しい。つらいだろうな。
イギリスで開催中のウィンブルドンでナダルが2回戦敗退してしまった。
ここのところ調子が良くはなかったが、ダスティン・ブラウンにまたもやしてやられるとは。去年のゲリー・ウェバー・オープンでもナダルを破っている。いや、語弊があるが、ブラウンがどうのということではなく、筆者が、ただ単純にあんまり好きな選手じゃないというだけ。今年のゲリー・ウェバー・オープンのときの錦織戦のときも、やっぱ苦手だと再確認していた。別に、ノムさんみたいに野球選手が髪染めたりピアスしたりするのをみたらすぐ「あーだめだありゃ、もうファンやめた」とかいう理由ではない。けど。
そのとき、不覚にも「こういう選手は、フェデラーやジョコビッチや錦織くんみたいなプレースタイルの人には勝てないよ。ナダルだったらわかんないけど」って言った事が悔やまれる。それはナダルのプレイスタイルとちょっとばかり似ているなとおもったから。似ているっていうか、計算されて繊細で緻密というよりパワーって感じで、腕力が強そうっていうか…表現が難しくて、土橋さんみたいにうまく言えないけど。
私にとっては、ブラウンのプレーは、とにかくなんだか脂っこいというか、雑というか…ファンの人ごめん。解説の人がいつもやたらと”トリッキーなプレイ”と繰り返して表現するのもなんだかね。計算したトリッキーならまだいいけど、見ていると「偶然」とか「行き当たりばったり」な気がしてしまう。
プロの選手になれば、どの選手でも試合中は「おーーっ」っていう神がかり的なプレーのひとつやふたつ、10や20でるってもんで、素人の私でも試合中、バックのすごいダウン・ザ・ラインが決まって、応援してくれてた先生や部活のメンバーが驚くより一瞬早く、自分が驚いたものだ。
もちろんそんな一本がちょっとでたからって、試合に勝てたわけじゃない。って一緒に語っていいレベルじゃないけど。
悲しい。すぐに「4強神話くずれる！」とか書かれてる記事が出ている。フェデラーのこともこの間そう書いてたくせに。
スポーツ選手っていうのも可哀想だな。特にトップの選手は勝って当たり前で、負けるとブーブー言われて。人間だもの、調子が悪いときだってあるし、歳もとるっていうの。あんな世界に行けるっていうだけでも一握りの選ばれた人たちなのに。まあ、それだけ期待されてるって事だよね。
別にナダルの特別なファンという訳ではないし、ウィンブルドンでは最近いい結果出してないっていうのもあるけど、今、この状況で、また早い試合で負けちゃったっていうのが、うーむ。得意とはいえない芝でもう少し勝ち上ったら、ナダルも元気がでるんじゃないかなあと思ってたので。
ちなみにブラウンは全仏でダニエル・太郎に一回戦で負けている。勝負はもちろん努力の賜物でもあるが、時の運っていう側面もあるんだから、ナダル、がんばれー。
お腹が痛くても4時間超も頑張った、全豪の君を覚えてる！
